産婦人科を選ぶ時、出産・入院のことだけではなく、妊婦健診でお世話になる外来の様子もチェックしておきましょう。妊娠確定をするために行くときも外来ですよ。口コミや産婦人科のウェブサイトをチェックして、満足できる妊婦生活をスタートさせたいですよね。
妊婦健診でお世話になる産婦人科の外来でチェックしたい5つのポイント
1. 待ち時間が短い、待ち時間が快適になる工夫がある
これは全ての妊婦さんが求めることだと思います。ただ、産婦人科が周りに少ないなど、仕方なく混む場合もたくさんあるとは思います。
- 予約システムがある
- 予約していたら待ち時間が少ない
などは確認しておきたいですね。
待っている人数がオンラインで確認できたり、Wi-Fiがあったり、待ち時間中にハンドマッサージがある産婦人科もあります。きめ細かいサービスがあると嬉しいですよね。
逆にいろいろサービスがあるのは、待ち時間が長い証拠だったりして・・。
あと、複数の医師がいる産婦人科などでは、特定の先生の日はすごく混むっていうのもあります。女性の医師とか、有名な医師とかは混みます。
私の行っていた産婦人科では、男性の医師の場合は建物に入って出るまで予約ありで1時間くらいなのに、女性の医師では2時間以上かかりました。その先生がとっても丁寧で誠実っていうのもあったと思いますが。2時間以上同じような姿勢で座って待つのは妊婦には苦痛すぎる(+_+)
2人目以降は、医師は男でも女でもどっちでもいいから、早く診てほしいって心境になりました。
2. 説明が丁寧な医師がいる・複数の医師がいる
医師がひとりの場合、その先生の話し方・診察の仕方・説明の仕方が気に入ればOK。または、複数の医師が在籍していて、診察日を変えれば先生をこちらの意思で変えられる産婦人科がいいと思います。
特に初めての妊娠であれば、丁寧に説明してもらえないと不安になっちゃう可能性大!医師がなにも言わないってことは特に異常が見受けられず大丈夫ってなんでしょうが、こっちはいろいろ不安なのです。
私も「手足はありますか?」「指ありますか?」って色々聞きました。だから、エコーを見ながら「心臓しっかり動いてるね」「ここが背骨だよ~」とか聞かなくても伝えてくれる医師はいいなと思いました。
言わない=大丈夫 スタイルの医師で、「何か質問ある?」とも聞いてくれない方は、妊婦さんも聞きづらいと思うんです。
そんな場合、医師が複数いる産婦人科であれば、違う医師の診察日に変えればいいだけなので、産婦人科まで変える必要がなくていいと思います。
3. 受付の人の感じがいい
支払いや予約、申し込みなど、やり取りすることが結構あります。時にはキャンセルや変更などをお願いしたり、里帰り出産とか県外だとシステムが違ったりして、ほんとに面倒なことをお願いすることだってありました。
そんな時、にっこり笑って対応してほしい!でも案外冷たい感じの対応って多いと思います。感じがよくても悪くても、必ずまた来てくれるからだって個人的には思ってます。普通のお店だと嫌な思いしたら、もう行かないでしょ?
だから、受付の人はちょっと人懐っこいくらいの方が、こちらもお願いしやすくていいのではないかと思います。
4. 妊婦向けのクラスが充実
妊婦ヨガ、産後ヨガ、妊婦スイミング、胎教にいい音楽会など、いろんなクラスを産婦人科の中でやっていることがあります。特に妊婦ヨガは、妊娠中の健康にもお友だちづくりにもおすすめです。
妊婦ヨガのクラスでは、出産の時の呼吸法を教えてもらえると思うので、たくさん練習しておくと、出産の時にラクです。
鼻で空気をすって、鼻からはくっていう当たり前のことなんですが、この呼吸法が出産のときにできると楽ですよというのを知っているのと知らないのでは大違いな気がします。
あとは、妊婦のうちに同じくらいのタイミングで出産するママ友ができると、妊娠中はもちろん、出産してからも子ども同士が一緒に遊べたり、相談できたりしていいのかなと思います。
5. 妊婦健診の料金
めっちゃ大事なお金のはなし。選ぶ産婦人科によって、14回の定期妊婦健診の費用も変わってきます。
妊娠は保険適応外。健康保険が使えません。だから、全額実費になります。産婦人科が診察料金を自由に決められるそうです。だから、選ぶ産婦人科で妊婦健診の料金が変わってきます。ただし、自治体ごとに補助があるはずなので、全額自己負担にはならないと思います。
産婦人科のウェブサイトに定期妊婦健診の料金は記載されていないので、これは口コミに頼るしかありません。直接知っている人に教えてもらったり、口コミサイトで情報を探してみましょう。
私の場合、
- 1人目、自然なお産の個人産院 補助券を使っても毎回千円~3千円くらい負担がありました。
- 2人目、ドイツにいたので現地の健康保険が全額負担。自己負担0円
- 3人目、いろいろサービスのある個人産院 全ての健診が補助券内で収まり、自己負担は0円でした。貧血とかカンジダとかで保険治療があり診察料金の3割負担は何度かありました。
という感じで、妊婦健診では1人目の数万円(おそらく3万円くらい?不正確です)の自己負担で済みました。住んでいる自治体によって補助の金額は大きく変わる場合があるので、住む場所を決めるときにそんなこともチェックできると最高です。
産婦人科の外来もかなり個性が出ます
選ぶ産婦人科によって、妊婦の時期の過ごし方も変わってくると思います。いろんな産婦人科があるので、特徴を知って選びたいですね。といっても、初診に行くまでの短い時間しか選ぶ余裕はありません。短期決戦です!
知ってそうな人に聞いたり、時には産婦人科に直接電話、そして探せば色々出てくるネットで口コミ検索してみてください!