1歳10か月幼児におすすめの絵本|好みが変化した5つの絵本

赤ちゃん絵本の次 育児

2歳が近づいてくると、子どもは赤ちゃんから幼児へと大きく成長していきますよね。

子どもがこちらの話を理解しているなと思える場面が増えてきたら、読んであげる絵本も赤ちゃん時代の絵本から変えてあげる時期かもしれません。

赤ちゃん絵本からステップアップ

うちの1歳10ヵ月三男は、少し前まで大好きだった、「じゃあじゃあびりびり」、「だるまさんの」の絵本に手を伸ばさなくなりました。

次に喜ぶようになったのが、ちょっとストーリーや仕掛けのある絵本。

初見の時は、大喜びでしたが、現在は平常心で毎日何度も何度も「よんで―」という素振りで、せっせと絵本を持ってきます。

言葉のオウム返しを始めた

絵本を読んであげると、言葉をオウム返しするようになりました。

まだ全部言えるわけではないけれど、自分が好きなフレーズを真似できるように。

同時に生活面でも「おはよー」「いってらっしゃい」「にーちゃん」などの言葉が、場面に合わせて言えるようになってきました。今後が楽しみです。

1歳10ヵ月が好きな絵本5選

1歳10ヵ月の子どもにおすすめの絵本を5冊紹介します。うちの息子が今、好きな絵本という、かなり個人的なおすすめです(^^)/

赤ちゃん時代同様、分かりやすい絵本が反応いいです。

1|ぼうしとったら

本体価格:¥950 +税
発行日: 2012年07月06日
サイズ:16.9×16.9cm 38ページ


作: ツペラ ツペラ(tupera tupera)
出版社: 学研

「〇〇のぼうしとったら」の文章と、絵の帽子部分が上に開く、しかけ絵本。

大人からすると、帽子の中身が順当な場合と、意外な場合があって面白いです。意外な場合、弾けていて、おもしろいです。

帽子の中のモノのまねっこをしたり、擬音語を派手に言ったりして、楽しい雰囲気で読み聞かせています。

2|くらいくらい

本体価格: ¥800 +税
発行日: 2006年10月


作: はせがわ せつこ
絵: やぎゅう げんいちろう
出版社: 福音館書店

「でんきをつけてちょうだい」の文章と暗い部屋の中に黒い影の絵。

衝撃の黒ページ
衝撃の黒ページ。影はまっくろ!

初見は、かなり衝撃的でした。幼児絵本の紙面がほぼ黒っぽいなんて!

でも、電気のスイッチをつけると、次のページでは、明るくなった影がだれか判明。そのコントラストがとても分かりやすくて、子どもの反応もいいんだと思います。

電気のつけ方も家の仕様によっていろいろだと思うので、子どもにとっては学びですよね。

絵本でも実物でも電気をつけるのが大好きな子になっています。

3|きんぎょがにげた

本体価格: ¥900 +税
発行日: 1982年08月


作: 五味 太郎
出版社: 福音館書店

ずっと前から愛されている、定番絵本。兄たちも大好きでした。

ちょっと早いかなと思いましたが、「きんぎょはどこ?」と聞くと、指させました。

年齢が上がっていくと、鏡の中のきんぎょの虚像と実像の判断もできるようになって、奥が深い絵本ですよね。今は、最後のページのきんぎょがまだ探せません。

4|がたんごとんがたんごとん

本体価格: ¥800 +税
発行日: 1987年06月


作: 安西 水丸
出版社: 福音館書店

機関車が走っていくと、ミルク・リンゴなどのお客さんが「のせてくださーい」と駅で待っています。どんどん新しいお客さんが増えていって、終点はどこなのかな?という内容の絵本です。

「がたんごとん」と言えるようになったので、オウム返しの練習にもなります。

5|うみのいきものかくれんぼ

本体価格: ¥880 +税
発行日: 2012年06月


作: いしかわ こうじ
出版社: ポプラ社

色のページ、生き物のヒント、仕掛け、生き物の名前+英語名 が1セットになっていて、次々に海の生き物が出てきます。

色と色名と絵のヒント
生き物はなに?ヒントと色

一連の流れが、長く使える絵本です。最初は読み聞かせだけですが、後からは生き物の当てっこゲーム、英語名の学習にも使えます。

生き物はこれ!
生き物はさかなでした。英語併記

うちの1歳は、くりぬきの仕掛けが気に入っているようです。色に塗られているだけのページが、仕掛けのおかげで形になるのが、おもしろいのかな。

読み聞かせ効果?

絵本が大好きな影響かどうかは不明ですが、うちの三男はテレビに全く興味を持ちません。

兄たちがテレビを見ていても、知らん顔でおもちゃで遊んでいます。

テレビが悪ではないけれど、次男は映像に引き寄せられないで2歳直前まで来ています。

兄を巻き込む

8歳長男・5歳次男が絵本を読んであげるようになりました。もちろん催促ありです。

3男が「わかっている」という反応をするようになって、読み聞かせが楽しくなってきた模様。

5歳次男にとっては、字が大きく文字が少ない小さい子用の絵本は一人読みにぴったりです。

ホスピタリティにかける長男にとっても、弟に本を読んであげるというのは、とても良いことだと思います。

兄たちに絵本を「よんで―」と持っていく3男に、激しく「グッジョブ!」と思っている母です。