知育に興味あるけど、高い幼児教室や教材に手を出すのはちょっとムリってパパさんママさん、うちもそれはムリだし興味ありません!
小さいときの知育は、親の5分の努力でできるって信じています。ちょっとだけ余裕のある日に親子で工作を試してみませんか。ちょっとの積み重ねが後の財産になると信じて(^^)
知育工作、フロッタージュ
フロッタージュとは、「こすりだし」のこと。
葉っぱなどの薄めで硬さのある素材の上に、紙を置いて、上から鉛筆などを軽く動かし、下の形・模様を紙に写し取るという技法です。
1925年にドイツ人の画家が作った技法だそうで、立派なアート作品になっているようです。
小学生と5歳でチャレンジ
自宅の庭木から落ち葉があふれる季節。
まずは、なにをするか伝えず、「かっこいいなと思う葉っぱを見つけておいで」と声掛けをして、持ってきた葉っぱを5枚ほど用意
置いた葉っぱの上に薄い紙をかぶせて、B2のえんぴつも準備。B2やB6のような、やわらかい鉛筆がいいそうです。
B2えんぴつは、小2長男が毎日使っているので、常備。紙はお絵かき帳でも、コピー用紙でもOKです。自宅にある物だけなので、追加費用はゼロ円でできます。
まずは、母が「見てて(^^)」と実演。ここは腕の見せ所!ステキって思われる、こすりだし葉っぱを写し取らねば。
「おぉ~」とけっこう食いついてくれました。
さぁやってみよー(^^)
フロッタージュのコツ
コツはえんぴつをねかせて、一方向でこする。
に尽きると思います。えんぴつをねかせて持つっていうのが、幼稚園児には少し難しいかも。
初めは一緒にえんぴつを持って、こんな感じで動かすよと教えました。
葉っぱ・紙を押さえる、えんぴつを動かすという2つの動作を同時にするのも難しいようなので、大人が紙を固定してあげるのもポイントかな。
知育工作、すぐ完成
けっこう上手にできて、二人ともテンション上がる~(^O^)
葉っぱの輪郭はもちろん、葉脈まできれいに写るので、私まで感動しました。
自然の葉っぱの美しさ、写し取った形のきれいさを褒めたり、説明することで味わいました。
えんぴつの使い方、持ち方を調節する事とか、力加減とか経験になったと思います。
力加減って、大人は自然とできますが、子どもにはとっても難しいことのよう。
小学生になっても、まだまだだな。と思う場面が多々あります。やっぱり経験値がものをいうなと。
フロッタージュ、子供のころ以来、久しぶりにやりました。楽しい~。
小2長男には葉脈という言葉、葉脈の仕組みを軽~く教え、どっち向きに栄養が流れると思う?という問いかけなんかもしました。
フロッタージュの魅力
写し取る葉っぱが美しい形をしているので、こすり作業がちょっと微妙でも、完成品に一定のクオリティが出る事がフロッタージュの魅力。
幼稚園児がやっても、けっこう上手にできていたので、5歳次男が満足そうだったのが、母としてはうれしかったです。
年齢のせいであたりまえですが、いつも長男=まぁまぁ上手、次男=上手くできなくて怒ってるって感じで、なだめることが多いので。
小2はえんぴつを使い慣れているのもあって、上手にできました。だんだん器用になってきたなと思いました(^^)
所要時間、2人で5分ほど。あとは、葉っぱを1才3男に食べられないよう、素早くゴミ箱へ。
フロッタージュ、子どもたちも楽しかったようで、「今度はお金を写して、いっぱいお金作るんだ~、駄菓子屋で使えるかな」とか、小2男子らしいバカなことを言っています。
おすすめの本
フロッタージュを思い出し、やろうと思ったのは、今子供たちに読み聞かせしている本に出てきたからです。
平野恵理子さん著 季節のこよみ きょうはなにして遊ぶ? 偕成社
四季の自然遊び、行事の過ごし方、食べ物なんかが、子供向けにかわい~いイラストで紹介されています。子供が読む児童書のカテゴリに入ると思いますが、大人でもへぇ~な内容になってます。
例えば、冬の項目では、冬じたくとあぶりだし、落ち葉で焼いも みたいな内容。
あぶりだしとか、懐かしすぎ!落ち葉で焼いも、実は自分ではやったことなかった。。親がやったのを、食べただけ。今度、実家に帰ったらやってもらおう~と考え中です。他力本願です。