長時間ドライブでも子ども快適空間にしない|運転手がしんどい

子ども連れの長時間ドライブ 育児

旅行など長時間のドライブで、子どもが退屈するからと言って、車内テレビを見せたり、スマホ・タブレットで遊ばせるのが正解なのでしょうか。

車に乗っているからこそ出会える風景や、狭い空間での家族のコミュニケーションを私は大切にしたいです。

うちの家では、車内にテレビはつけていないし、スマホも見せません。子どもにしたら、退屈極まりない空間かも(>_<)

映像やゲームなしで、車に乗っていられる子にするために、赤ちゃんのころから実践してきたことがあります。

テーマは、
子どもに合わせすぎない

助手席には大人が座る

助手席は大人が基本。大人1人+子ども複数の場合、助手席に誰かを座らせるとケンカになったので、助手席は空席にしています。後ろが狭そうだけど、ごめんよ(>_<)

その代り、2人で車でお出かけの場合は、「特別だよ~」と助手席にご招待。

大人2人+子ども1人の場合、赤ちゃんの時から子どもの隣に大人が座る環境にしてしまうと、1人で座れない子になってしまいます。

いつも隣に座ってもらっている赤ちゃんは1人にしちゃうと泣くことが多いみたい。赤ちゃんが助手席、大人が後部座席になっている家庭もありますよね。

大人2人+子ども1人でも、赤ちゃんの時から1人でいられるようにしてあげるが吉です。

赤ちゃんは運転席の後ろの席にいてくれた方が、乗り降りも最短距離で便利です。

笑っている女性
優雅なドライブ、いいなー

運転してもらっている意識

子どもは車の運転ができません。だから、乗るだけなのは当然なのですが、運転してもらっているという意識を持ってもらうように、促しています。

「お母さんだって、乗るだけがいいよ~」とか、到着したら、「ありがとうーって言おうね」と伝える。

車内で、大声で話されると運転に集中できないことなどを時々話すことで、子どもの気持ち優先の車内にしないようにしています。

じゃないと、こっちが気持ちよく運転できないので(^_^;) 運転している私を大事にしたい!

子どもには、乗せてもらっているという、感謝の気持ちを持ってほしいです。

車の中
車には必要なモノしか置かない

音楽は大人の好きな歌にする

車内が無音は私も退屈なので、私が好きな音楽をかけています。子ども用に童謡や英語の歌なんてわざわざかけません。

一緒に歌を歌うことはありますが、子どものリクエストを聞きすぎると、「動画見たい」「ビデオがないと乗りたくない」のような要求が出やすくなります。

赤ちゃんは音楽が好きなことが多いと思いますが、童謡じゃないとだめなわけではない。だから、お母さんが好きな歌を一緒に聞けばいいよーと私は思います。

車内での暇つぶし5つ

お菓子を食べる

お菓子さえ渡しておけば、静か。ただ食べこぼしは気になるので、持ち込むお菓子は慎重なセレクトが必要です。ゴミ袋も忘れないように。

飲み物も、こぼす恐れがあるので、お茶か水にしています。

風景を見る

話しかけなければ、ぼーっと風景を見ています。それでも面白い車や建物、自然で発見をしています。こちらで、右に〇〇が見えるよ!というと興味を持って探そうとします。

最近は、「この風景はおばあちゃんちと似てるなぁ」など、自分なりに考えることもできるようになってきました。

お話する

普段よりゆっくり話せます。学校どう?というざっくりした質問よりは、割り算の計算はどうやって習うの?とか細かく質問すると答えてくれたり。

質問の仕方は子どもによりますよね。細かく聞く方が答えやすい子と大まかに聞いて自分なりに話したいことを答える子。

うちの長男8歳は、ほとんど学校のことを話さないので、細かく聞かないと「うん!楽しいよ」で終わっちゃいます。

しりとりをする

車内ゲームの定番。小さい子の場合は、ルールなしのしりとりで十分楽しめます。小学生になったら、しばり有りのしりとりが楽しいです。

たとえば、魚の名前だけとか、食べ物だけとか。うちでは、5歳次男はなんでもOKで、大人と長男だけはしばりで答えるというしりとりがけっこう盛り上がります。

寝る

旅行の帰りなど、出発して5分くらいでもうみんな夢の中。8歳だって寝ます。

疲れて寝ちゃっても、夜の眠る時間は変更しません。それでもいつも通り眠れています。お出かけは子どもだって疲れるんですよね。

帰りは夕日
帰りは夕日を眺めよう~

赤ちゃんから しつける

子ども空間にしなくても、乗っていられるはずの車。

でも、泣いたから、機嫌が悪いからと、子どもに寄り添いすぎると、うちの子はお客さまですか?というくらい、おもてなし状態に。

「家族だから協力して、みんなで気分よく車に乗りたいね。」を共有するように、子どもに話し続けていこうと思います。