腹帯は、「はらおび」と読みます。私は聞いたことないけど、「ふくたい」と呼ぶこともあるみたい。
サイトや雑誌にはマストアイテムみたいに書いてあるけど、ほんとに必要なの?と疑う第二弾です(^^)
腹帯をつける真の目的とは、
実は、「気持ち」のみ。
腹帯の効果は?
マタニティの雑誌や商品パッケージには、「お腹を守る」って書いてあるけど、産婦人科では勧められた経験はありません。
っていうのも、昔からの日本の伝統なだけで、医学的な根拠は全くないそうです。
「転んだとき」「お腹を支える」とか書いていますが、あんな布一枚で、衝撃緩和できる?
私の健診について来た母が、
「先生、腹帯はいつからすればよろしいですか?」と質問し、
「医学的な意味はありませんよ。」
と、そっけない返答に、ショックを受けておりました(^^;
つまり、ほんとに意味がない!(>_<)
腹帯は、気持ち
でも、プレママのお母さん(おばあちゃん)は、妊娠して、安定期になると、「腹帯しなきゃ!」って騒ぐものです。
なぜ??
それは、日本の伝統だからです。
「自分は腹帯で守られたから、無事に出産できた。」と思っているからです。
「おまじない」・「お守り」的な意味で、必要なんです。
だから、娘・嫁にも必須なんです。
私自身は、結婚で結納→神前式とやったし、厄年とかもあったので、伝統の美しさ・おまじない的な「心のよりどころ」などは納得。
だから、戌の日のお参りも、文句を言わずについていきました。祈祷もしました。
でも、腹帯は、無意味すぎて(^^;
めんどうだし、1回も巻きませんでした。
ちなみに戌の日とは
妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日(いぬのひ)に、神社に安産祈願のお参りをする風習のことです。
戌の日はこちらで調べられます。
犬は一度にたくさん赤ちゃんを産むから、安産の象徴なんだとか。
ただ、お参りするだけでもOKなはずですが、祈祷(5千円~)がデフォルト。
ちょっとお商売の香りがしますが、付いて行くのも親孝行(^^)/
祈祷の時に受け取った、戌さんの飾りは今もお守りに置いています。
行く神社はどこでもいいと思いますが、親は「安産祈願」の神社に行きたがります。
うちの母も、我が家ではここって決まってる!と連れていかれました。
ちなみに私が行った神社では、無意味な「さらし」はなし。
代わりに市販の腹帯を持ってくるように言われました。それをお祓いしてくれました。
神社に行く前に問い合わせておくとムダがないかもしれません。
マタニティショーツで十分
腹帯をしないと、お腹が守れない!と思う場合は、股上が長―いマタニティショーツを使いましょう。
そうすれば、お腹は常に布一枚分ですが守られます。
- 腹帯を買わなくて済む
- ショーツと腹帯の二重ゴワゴワを防ぐ
- ショーツと腹帯の蒸れを防ぐ
- ショーツだけならトイレに行きやすい
- 「動いているうちにズレる」がない
- とりあえず冷えない
- 夏でも暑くない
メリットたくさん!
股上の長いマタニティショーツだけで腹帯の代わりは十分です。
母との世代ギャップのはじまり
腹帯の有無を母と話すあたりで気づきましたが、出産に関しては、かなりの世代ギャップがあります。
私自身、長男出産→3男出産までの7年間だけでも、お産まわりの事柄はいろいろと変化してます。
だから、おばあちゃん世代の出産の話を全部素直に受け入れる必要は全くありません。
(参考になることも、もちろんありますよ)
今後、いろいろと意見・やり方の違いが出てくると思いますが、
「昔と今は違うんだよ」と言うことはしっかり伝えましょう。引き下がらない場合は、冊子など印刷物を見せる。
昔のマストが、今は逆効果、が存在します(>_<)
例えばベビーパウダーとか。←調べてみてください(^^;
おすすめ品は必須ではない
本当に買わなければならないアイテムと、企業が売りたいアイテムを見極めるのは、初産の人には難しいことです。
必須ではないアイテムもたくさんあります。代用ができたりとか。
私もいろいろ失敗しました。
振り返ると「要らなかった。」がけっこうあるのです。もったいない!
子育てはお金がかかります。省けるところは、賢く省いていきたいですよね(^^)/