お薬嫌い必見!赤ちゃんが薬を上手にのむ方法を見つけました。

育児

寒い季節がやってくると、赤ちゃんに忍び寄るお薬の気配。

私は薬の専門家ではありませんが、母として、これ以上ベストな方法はない!と思えるほど、薬を上手に飲める方法を見つけました(^^)

赤ちゃんに薬を飲ませることは、成長に合わせて難しくなっていくと思います。2才ごろになると、手で払われ、床に飛び散るなどの悲劇が多発。

おっぱいしか口にしていない時期だと、初めての味・初めての飲み方で、赤ちゃんは「べー」っと吐き出してしまったりもしました。発達の段階がいつであれ、薬を飲ませることは、母の戦いなのです。

症状が軽くなればと薬を与えているのに、「そんなに泣く?」「あれ、吐いちゃう?」、そして時間もかかるし、と薬をあげることに苦痛を感じていました。

そして、次男が1歳になるころ、やっといい方法を見つけたのです!4年間も苦労していたのです、ほんとに嫌でした。

これから薬を飲ませるママには、楽してもらいたいので、シェアしたいと思います。

赤ちゃんが上手に薬を飲む方法

マストアイテムは「スポイト」。これで、嫌がらず、たったの5秒、準備も合わせると30秒程度で、さらりと済ませることができます。

  1. 用意するのは、必須アイテムの「スポイト」。調剤薬局で売っていたり(50円程度)、おまけでくれることもあります。
  2. 薬を準備。赤ちゃんの薬は粉薬であることがほとんど。
    medicine1
  3. 包みの上部を持ち、粉を下にしっかりと落してから、開封する。
    medicine2
  4. 数種類ある場合は、合わせてしまう。(順番が決まっていたり、一緒に飲ませないでと注意されている場合は、薬剤師さんの指示に従ってください)
  5. 1つに合わせた状態。写真は風邪薬とセキのお薬で1才の分量なので若干多め。
  6. スポイトとお水を用意。
  7. スポイトにちょうどいい量の水を吸い、薬の包みに直接お水を入れて、スポイトの先でしっかり混ぜます。そして、再びスポイトに吸わせる。

    包みを容器代わりに使うという方法は、入院病棟の看護師さんに教えてもらいました。使えば捨てられるので、洗い物が増えず、ありがたい。
  8. 赤ちゃんに与えます。写真のように、お顔の上から口に近づけると、上向きにスポイトをくわえてくれるので、吐きだしがかなり予防できます。

    はやる気持ちを抑え、できるだけゆっくりとスポイトをプッシュしましょう。赤ちゃんが気づかないくらいのゆっくりさ加減で。

    強くブシュっと押してしまうと、赤ちゃんがびっくりして、逆効果になってしまいます。

1才の3男は自分から吸ってくれるようになりました。そして、年中の次男はコップに水で溶いた薬を自分のペースで飲み干してくれます。ほんとに楽です。

このように仕向けるためには、最初から薬=甘い、おいしい存在にすることがポイント。

スポイト作戦は、親がラク、赤ちゃんもラク、家事もラクと3方よしなのです。

わたしの過去の失敗談

長男の薬嫌いに困った私、いろいろな道をたどってきました。

お団子作戦

初めて小児科を受診した8年前、ほんの少しのお水を薬と混ぜて、団子を作る。それを赤ちゃんのほっぺに塗り付けて、飲ませるという方法を薬剤師さんに教えてもいました。

ほんの少しの量が分からず、しゃぶしゃぶに。再度チャレンジするも、団子は結局作れなかったです。量の調節がかなり難しいなと思いました。プロ向けなのでしょうか。

スプーン作戦

水で溶いた薬をスプーンで飲ませる。という方法も別の薬剤師さんに教えてもらいました。

離乳食開始前の時期でスプーン未経験者だったので、ほぼこぼれるという結果に。

甘いモノに混ぜる作戦

抗生剤などの服用の時、〇〇に混ぜると苦くなるなど薬剤師さんに教えてもらうことがあります。「ヨーグルトやアイスに混ぜるといいですよ」とアドバイスをもらうことも。

赤ちゃんの場合、アイスとかまだ食べさせてないなーってことも多いですよね。

なにがOKで、どれがダメかよくわからないので、忘れっぽい私にはムリだなーと思いつつも、チャレンジして、息子に全力で嫌がられたことがあります。ダメなやつと混ぜで苦かったのかもしれません。

市販の「おくすり飲めたね」作戦

苦肉の策で、試したことがあります。長男は甘くて喜んでましたが、風邪のたびに購入していると、1個300円程度で費用もかさむし、できたら頼りたくないなと思いました。

息を止めて飲む作戦

長男が自分で考えた方法。確かに鼻呼吸を止めれば味がしないので、飲めますね。結構大きくならないと説明もできないし、難しい作戦ではあります。

脅迫作戦

「これを飲まないと、もっとしんどくなるよ。」など、ほぼ脅迫で無理やり飲ませることもありました。泣きながら、飲んでました。

こんなことにならないように、小さい時から薬=イヤを植え付けない方がいいですよね。

粉薬嫌いの果ては

現在、粉薬嫌いだった長男は、錠剤を処方してもらえる体重になり、「つぶの薬は飲める」と喜んでいます。私もストレスが一つ減って、嬉しいです。

時々、医師にお願いするのを忘れて、処方箋が粉のお薬になっていることがあります。基本は小さい子は粉薬のほうが喜ぶんでしょうね。錠剤希望の場合、小学校低学年はその都度確認しないといけないようです。

一度お薬嫌いがインプットされると、錠剤デビューまでいろいろと疲れる場面に遭遇する可能性が高まります。赤ちゃんを薬嫌いにしないは、母にとって重要度の高いミッションだと思います!一緒に頑張りましょう(^^)