妊娠届を持って、母子手帳を受け取りに行こう。必須の持ち物アリ!

こども達の母子手帳 妊娠

産婦人科で妊娠届を受け取ったら、早めに提出しに行きましょう!早く欲しい母子手帳!

妊婦と赤ちゃんの記録をぎっちり書き込む、とって大切な手帳になります。

でも、どこに出せばいいの?いつ行けばいいの?と疑問がいっぱい。

しかも、手ぶらで行っても渡してもらえません!必須の持ち物があります。まさかの「もう一度来てください」って言われないために準備万端で行きましょう。

母子手帳ってどんなもの?

母子手帳は正式名称が母子健康手帳です。お母さんと子どもの健康のための手帳です。

妊娠期から乳幼児期までのからだに関する重要な情報が、一つの手帳で管理できるという大切なアイテムです。

実は母子手帳って日本発祥の文化なんですって。今では海外にも広まってきているそう。うれしいことですね。

私が住んでいたドイツでも、次男を妊娠した時、手帳もらいました。でも名前が「Mutter Pass」おかあさん手帳。子どもが生まれたら、別のこども手帳をもらうという形でした。

個人を大切にする国では母と子は別の手帳を持つんですね。

生まれる前から文化の違いがあるのかーと衝撃でした。

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母子手帳はどこでもらえるの?

産婦人科ではないのです。

注:母子手帳を受け取るための妊娠届を出してくれるのは産婦人科です。

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妊娠確定で産婦人科へ初めていく時!いつ行けばいいの?なにするの?

発行してくれるのはお住まいの自治体の保健センターなどの市民の健康管理の部署。

ということで、母子手帳の交付は一般的に平日の9時~5時になります。働く妊婦さんにはちょっと厳しいですね。

自治体によっては、曜日・時間を指定してる場合も。

私の住む街は指定曜日がある代わりに、交付時にミニママ教室をしてくれて、妊娠中の生活や制度の説明をしてもらえます。ついでに聞けるのはいいかも。

月に1回でもいいから、土日で対応してもらえると助かりますね。変化していくといいな。

どうしても忙しくて行けない!他にも、つわりがひどくて行けない!っていう方のために代理人での受け取りもできるはずです。

その際は委任状が必要になると思うので、自治体のウェブサイトをチェックしてみましょう。ダウンロードして、持っていってもらいましょう。

母子手帳を受け取る時の持ち物は?

めっちゃ大事!忘れ物なしで、一発で受け取りましょう。

  • 妊娠届
  • マイナンバーカード(持っている人)
  • マイナンバーカードがない場合は、個人番号の通知カードと本人の身元確認書類(運転免許証かパスワードなど)
忘れると発行してもらえないかもしれません。

私はチェックしていかなかったので、マイナンバーカード忘れました。ただ、免許証があったので、なんとか交付してもらえました。

今後、厳しくなる可能性もあるので、要チェックです。

妊娠届は、妊婦が記入する欄があるので、書いてから行くとスムーズですよ。

母子手帳以外にも補助券も受け取る

妊婦健康診査受診票、通称「補助券」もこの時にもらいます。14回までの妊婦健診の料金を補助してもらえる券なので、かなり大切です。

再発行はよっぽどのことがないと、してもらえません。出産まではお財布の次に大切なモノになりますよ。

他にも、赤ちゃん訪問の申込書など、大切な書類も受け取るので、しっかり確認しましょう。

保健師さんから産前産後のアドバイスをもらえる

母子手帳をもらう時、保健師さんが対応してくれるのですが、色々お話しできます。

心配なことがある人は、ここでいろいろ相談しましょう。具体的なアドバイスがローカル情報付きでもらえるので、ありがたいはずです。

例えば、私の場合に聞かれたこと。

  • 夫の子育て協力ってある?
  • 里帰り出産はするの?
  • 産後のマンパワー不足はどうする?
  • ママはなにか不安ってある?

ってかんじでした。役立つ行政の支援サービスの内容を説明してもらえました。

  • 里帰り出産での妊婦健診は補助券が使えないけど、あとで申請したら料金が戻ってくる
  • 産後に、産後ホームヘルパーを安価(うちの街は700円/時間)で頼める

など

初産だと、もっと情報がもらえると思います。頭パンクしちゃいそうですよね。不安がある場合は、行政のサービスをたくさん活用して乗り越えていきましょう!

母子手帳が大人になって必要になることも

母子手帳が大切なのは赤ちゃんの間だけではありません。

わが家の場合、海外赴任に行く時、これまでの予防接種の履歴を確認して、足りないものを追加接種するという出来事がありました。

もちろん、どんな予防接種を受けてきたなんて、覚えていません!

その時に役立ったのが母子手帳

母に「母子手帳ってまだある?」と聞くと、探すことなく、すっと出してくれました。20年以上使っていなかったはずなのに!とほっこりしました。夫の母も同じでした、母ちゃんたち、すごい!

「これからは自分で持っておきなさい」と渡され、親の愛情を感じた瞬間でした。

また、海外の学校などは予防接種の履歴を証明しないと入学させてくれないところもあるようです。

生まれてくる子供がどんな人生を歩んでいくかはわかりません。どんな時にも対応できるよう母子手帳、大切にしていきましょう。

私も成人した子供たちに母子手帳を渡す日を楽しみに、今は大事に持っておいてあげようと思っています。